Message

育成担当メッセージ

一人ひとりに寄り添いながら
継続的なスキルアップを
支援します。

管理部 課長代理 前田 亮

社員と会社が、ともに成長しつづけるために。

人材育成に対する基本的な考え方を教えてください。

大栄電気は1928年の創業以来、電気設備の企画・設計・施工を通じて、社会のライフラインを支えてきた会社です。
長年の歴史に培った技術力とノウハウにより、数多くの施主ならびに建築会社から厚い信頼を獲得しています。
このような事業を今後も持続的に成長・発展させていくには、人を育てる取り組みがなによりも重要だと考えています。
一方、当社は社員数が170名弱の比較的小規模な組織であるため、一人ひとりが果たす役割も大きく、それぞれの社員には自身の個性や強みを発揮しながら主体的に活躍することが期待されています。
したがって人材育成は、各人の持てる資質や特性を最大限に伸ばすという方針のもと、幅広い教育研修メニューを用意するとともに、一人ひとりに寄り添ったきめの細かなサポートを実践してまいりました。
大栄電気には「人を大切にする文化」が継承されており、管理職や中堅クラスの社員が陰になり日向になって、若手の成長支援をしていることも、人材育成の成果につながっています。

長期にわたる入念な新入社員研修で、基礎的なスキルを養成。

大栄電気ではここ数年、教育研修の内容が大幅に拡充されているようですが、
具体的にはどのようなプログラムが用意されているのでしょうか?

入社後の教育体系は大きく、「新入社員研修」と配属部署・現場における「OJT」、役割等級に応じた「階層別研修」に区分されます。
このうち新入社員研修に関しては、技術総合職で6か月、事務総合職で3か月の期間を通じ、実務に就くために必要な基本知識とマインドを確実に養える体制を整えています。
技術総合職の場合、4月~5月は社会人としての基礎や技術的な土台を築く期間、6月~9月は現場研修と合同研修に充てています。
なかでも現場研修には力を入れており、延べ3か月間で数カ所の現場を回り、異なる工程の仕事を体験していただきます。
1つの現場に最低でも数週間は通うことで、現場の雰囲気に慣れ、施工管理職としてのマインドを養いながら、建物を完成に導いていく醍醐味も体感できる内容となっています。
事務総合職は、導入研修を終えた5月以降に、営業部や管理部、安全品質部といった事務系の部署をローテーションしながら、営業報告資料の作成、伝票処理といった仕事に挑戦。
実践的な業務体験を通じて個々人の適性などを確認し、配属へと至る流れになっています。

職場に配属された後の指導体制について聞かせてください。

配属後のOJTは、技術系・事務系ともに、年次の近い若手社員が指導にあたるほか、職場の上司も一体となって新入社員の成長を支援します。
また、2年目以降もそれぞれの仕事内容や職責に対応できるだけの能力を身につけていけるよう、多面的な教育を行っています。
技術職では社内勉強会などを通じて、建物の構造や最新の工法などを学習し、技術面のレベル向上を図る事はもちろんのこと、職種問わず交渉力や論理的思考力、マネジメント能力といったヒューマンスキルを強化するための研修に厚みを持たせているのが近年の特長です。
さらに、資格取得を目指す社員には奨励金給付を行うなど、一人ひとりの主体的・継続的なスキルアップを力強く後押ししています。

アットホームで働きやすく、多くの学びが得られる環境。

自己実現の観点から見た大栄電気の魅力は、どんなところにあると思いますか?

私たちが行う教育研修の目的は、すべての社員が担当分野の第一線で活躍できるよう、最大限のバックアップをすることにあります。
新入社員研修とその後のOJTなどを合わせ、必要な技術と知識を基礎から学び、レベルアップしていける仕組みを整えています。ですから、学生時代の専攻に関わらず業務に挑んでいただくことが可能です。
それに加えて社風面では、上司と部下の距離が近いのも特長です。
私はキャリア採用で大栄電気に入社しましたが、過去の勤務先と比べても、大栄電気は非常にアットホームで温かみのある会社です。
当然のことながら、業務上は厳しく接する場面があるものの、上司や先輩は相談すれば誰もが親身にアドバイスをくれるため、成長意欲の高い方には最適な環境だと思います。

求める人材像を教えてください。

大栄電気が求める人材は、相手の立場を尊重し、多くの関係者と協力ができる方。
元気が良く、前向きな姿勢で人と関わることができる方ですね。
たとえば施工管理の現場では、自分よりも遥かに年上の作業員の方々を指揮するケースが少なくありません。
時には、こちらが伝えた作業の進め方に難色を示されることもありますが、管理者としての立場上、しっかりと相手を説得し、指示に従っていただかなければなりません。
そうした意味からも、人と関わることを後向きに捉えずに、お互いがハッピーになれるような道筋を見出して交渉していくことが大切で、それができる方ならば、どの部署でも歓迎です。
建造物に明かりという“生命”を灯す電気設備業は、社会人としての時間や情熱を注ぐに値するだけの価値を社会に提供している業界だと思いますので、その中で大栄電気を選んでいただければ、私としても光栄です。